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アイテム
現代ギリシャ語における「通過」表現
https://hiroshima.repo.nii.ac.jp/records/2014519
https://hiroshima.repo.nii.ac.jp/records/2014519b2076da4-b528-48ec-b46c-f18a290722c9
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
Item type | デフォルトアイテムタイプ_(フル)(1) | |||||||
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公開日 | 2023-03-18 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | Expressions of "Route" in Modern Greek <ARTICLES> | |||||||
言語 | en | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 現代ギリシャ語における「通過」表現 | |||||||
言語 | ja | |||||||
作成者 |
Tachibana, Takashi
× Tachibana, Takashi
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アクセス権 | ||||||||
アクセス権 | open access | |||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||
権利情報 | ||||||||
権利情報 | Copyright (c) 1993 ギリシア語・文学研究会 | |||||||
主題 | ||||||||
主題Scheme | NDC | |||||||
主題 | 890 | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述 | 現代ギリシャ語では、ある場所の通過を表現するのに最もよく用いられる動詞はπερνώ「~を通る」であり、その通過場所は前置詞από+対格名詞によって表示される。しかし、この動詞は、前置詞σε+対格名詞や前置詞なしの対格名詞とも結合し得る。本稿の第一部では、これら三つの結合価タイプがπερνώと共起する場合、どのような意味論差異を示すのかという問題が検討される。前置詞από又はσε+対格名詞の場合は、それぞれの前置詞の基本義が動詞句全体の意味解釈に適用され、対格名詞のみの場合は、από+対格名詞の意味と類似しているけれども、通過点と動作の終了点との関係が異なっている点が示される。 第二部では、通過場所をより細かに規定して表現する場合(基準点の「上部」の移動、「前部」の移動等)、先に検討した三つの結合価のうちどれが許され、どのような意味的差異が含まれているのかが分析される。περνώ+空間の副詞(πάνω「上に」、μπροστά「前に」等)という結合パターンに後続し得るのは、σε+対格名詞とαπό+対格名詞であり、(前置詞なしの対格名詞は統語上の制約により、受け入れられない)、両者の意味差異は、両前置詞の基本義の差異に平行している。さらに複雑な、「基準点上部に接触した移動(例えば、「橋の上を通る」)」といった状況の表現では、「通過点」という意味条件(απόを支持)と「接触」という意味条件(σεを支持)とが衝突するが、実際には前者が優先され、απόが選択される。 | |||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | ギリシア語・文学研究会 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | eng | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | journal article | |||||||
出版タイプ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
収録物識別子 | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 0915-7425 | |||||||
収録物識別子 | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AN10424929 | |||||||
開始ページ | ||||||||
開始ページ | 62 | |||||||
書誌情報 |
プロピレア ΠΡΟΠΥΛΑΙΑ 号 5, p. 62-74, 発行日 1993-12-25 |
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旧ID | 32715 |