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  1. 広島大学の刊行物
  2. 比較論理学研究
  3. 15号

「大般涅槃経」における筏の比喩

https://doi.org/10.15027/46455
https://doi.org/10.15027/46455
11a26571-a44b-4a1a-8e80-30dde644330f
名前 / ファイル ライセンス アクション
Ann-ResProjCent-CompStudLogic_15_173.pdf Ann-ResProjCent-CompStudLogic_15_173.pdf (925.2 KB)
Item type デフォルトアイテムタイプ_(フル)(1)
公開日 2023-03-18
タイトル
タイトル On the Metaphor of the Raft in the Mahāparinibbānasutta
言語 en
タイトル
タイトル 「大般涅槃経」における筏の比喩
言語 ja
作成者 Thero, Ven Randombe Suneetha

× Thero, Ven Randombe Suneetha

en Thero, Ven Randombe Suneetha

Search repository
アクセス権
アクセス権 open access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_abf2
主題
主題Scheme NDC
主題 180
内容記述
内容記述 本研究の目的は初期経典『長部』「大般涅槃経」に見られる筏(kulla)の比喩の意味を、その他の初期経典およびブッダゴーサの注釈に依拠して明らかにすることである。 『長部』「大般涅槃経」の中で、ブッダと彼の弟子たちは筏や橋を用いることなく、既に川を渡り終えている者として描かれる。ブッダゴーサの注釈によれば、川は渇愛(taṇhā)の隠喩であり、筏や橋は聖道(ariyamagga)の隠喩である。ここで示唆されているのは、ブッダと彼の弟子たちは既に渇愛という川を渡り終えているので、聖道という筏を必要としないということである。次に『中部』「蛇喩経」においてブッダは、法(dhamma)が筏に似た働きを持つと説く。ここでの「法」はブッダゴーサによれば止(samatha)と観(vipassanā)のことである。人は川を渡るために筏を使うが、川を渡った後は筏を捨てるように、涅槃という目的の達成のために法に依拠すべきであるが、目的達成後は法を捨て去るべきであると「蛇喩経」は説く。『中部』「大愛尽経」もまた、法の目的は筏と同じく彼岸に渡らしめることであり、それゆえ法に執着してはならないと説く。ブッダゴーサによれば、その法は四種の暴流(ogha)—欲(kāma)、生(bhava)、見解(diṭṭhi)、無明(avijjā)—を克服するための手段である。 『中部』「蛇喩経」「大愛尽経」は筏の比喩を用いて、渇愛や苦を鎮めるという目的達成のためにのみ法に依拠すべきであるという点を強調するが、「大般涅槃経」は同じ比喩を用いて、既に目的を達成したブッダと彼の弟子たちにとって法はもはや必要でないことを示唆する。これら全てに共通して説かれるのは、ブッダの法が宗教的目的をもたらす限りにおいて有用であるという点である。
言語 ja
内容記述
内容記述タイプ Other
内容記述 広島大学比較論理学プロジェクト研究センター研究成果報告書(2017年度)
出版者
出版者 広島大学比較論理学プロジェクト研究センター
言語
言語 eng
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
出版タイプ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
ID登録
ID登録 10.15027/46455
ID登録タイプ JaLC
収録物識別子
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 1880-6376
収録物識別子
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AA12025285
開始ページ
開始ページ 173
書誌情報 比較論理学研究
The Annals of the Research Project Center for the Comparative Study of Logic

号 15, p. 173-181, 発行日 2018-03-25
旧ID 46455
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Ver.1 2025-03-01 07:01:00.162826
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